長い入院のはじまり。

こんばんは!ハッピーなゆうちゃんこと、ハッピーゆうちゃんです。

 

先日なんと、ずっとお世話になってきた(?)アメブロさんで規約違反をしてしまったようで、バンされちゃって、アメブロでブログが書けなくなってしまいました。あーあ。

 

ちょっとお下品ですが、若気の至りもありまして、大学生の頃は、

「貧乳女子大生の就活日記〜オッパイはつかめないけど人事の心は掴むぞ♪」という下品なタイトルのブログを書いて、大学生ランキング一位になったりしていました。

 

中身はいたって真面目な日記だったんですけど、その時はとにかく「一位」に拘っていたので下ネタに頼ってました。お恥ずかしい。

 

それにしても、ブログを書くことと、メンタルを正常に保つことを両立するのは難しいです。

 

お仕事でライターをやっていたこともあるのですが、ライターにしろ、ブログにしろ、書いていたら過集中になってしまう。で、なんか頭がグルングルンになって倒れそうになる。

 

「これ続けてたら命が持たないぞ」と思い、今は何もしていません。自分が仕事したいのかしたくないのかすら分からない。ただ、「自分で稼げていない状態」というのはやはり、なんだか苦しいです。

 

でも、「稼げていないから苦しい」だなんて、本来おかしいはず。なぜ仕事をしてないくらいでアイデンテティが揺らぐのか。それは根底に自信がないからなんだと自己分析しております。

 

「仕事をして稼いでいない私に価値がない」どこかでそう思ってしまっているのでしょう。

 

人間、産まれただけで価値があって、その時点で親孝行は終わっていて、働かなくても、何をしなくても、私の価値は揺らがないはずなのに、なぜこんなに自信をなくしているのか。

 

それはやはり育った環境などが原因なのだと自分で分かっています。そんな課題を解決する旅がこの人生なのだとしたら、その課題を解決する中で生み出せたものが、何かとても善いものであると良いなと思うばかり。

 

そういえば、ここ3ヶ月、精神科病棟(閉鎖病棟)に入院してたんです。理由はわかってます。

死ぬ気なんてないのに、SNSで「死にたい」とか言ったから。通報されちゃって、ブチこまれました。今の時代、SNS侮っちゃダメですね。

希死念慮なんてさらさらないし、150歳まで生きる気マンマンなのですが、その時は、「死にたいほどムカつく」ことがあったんですよ。

そう書けばよかったのに「死にたい」までしか書かなかったがために...!!

 

ちなみに、よく閉鎖病棟は、「刑務所より辛い」と噂らしいです。患者さんの中には刑務所出身(万引きしちゃう病気の人だった)の方もいらっしゃるんですが、「刑務所の方がご飯も美味しいしずっと良いよ」とのことで。

 

ええぇ!

 

まずね、急に警察1人と行政2人がピンポーンてやってきたんですよ。で、「はーい!」とあけたら、なにやら聞き取りをされたあと、「はい、上着を着てください!急いで!」と言われて強制的に後部座席の真ん中(よく犯人が乗ってるところ)に乗せられて、行き先も告げられず発進!

 

両脇には私が逃げ出さないようにか、行政の方が2人。連行ってやつでしょうか。私はパニックになりすぎて、その行政の人に凄い暴言をはいてたらしいんだけど覚えてない。すごい侮辱してたらしい。覚えてなさすぎて怖い。

 

で、受付の光景は覚えてるんだけど、そっから看護師さんにバトンタッチした時にはもう記憶なくて、気づいたら「スーパー隔離」と言われる部屋に隔離されて閉じ込められていた。

 

実は、5.6年前にも入院させられたんだけど(その時は私は悪くなかったと言い切れるんなけどね!)

 

1回目の入院は、なんかタスモリンっていう注射を勝手に打たれて、そしたらウワゴトいっちゃう薬だからウワゴトをワーワー言ってたら、

「はい、幻覚幻聴あり!統合失調症でーす!」って言われて、統合失調症ってことになり入院したの。いやいや、タスモリンのせいだろうがよ!

 

見えてないわ!聞こえてないわ!!

見えてる聞こえてるとしたらアンタたちが実は存在しなくて、その存在しないものを私がみていると言うことになるとも言えるけど、どうなんだよ!!

 

とか生意気なこと言ってると、手足を拘束された、、、。あの時の地獄はヤバかった。背中が痒いのにかけない辛さといったらないよ!

 

今回の入院はまだマシで、拘束はされなかったけど、最初は荒れてたから1人部屋に鍵をかけられ「スーパー隔離」。でも、「幻覚幻聴は誤診だった」ということがわかり、統合失調症ではなかったことが今回の入院で明らかになった。それはホッとした。

 

「見えてない!聞こえてない!」って言ってんのに、「あなたは見えてます!聞こえてます!」って言われるのは中々つらかった笑。

 

「いやいや、あなたの方が何か見えてません?」て感じだもん笑。

 

「スーパー隔離」の部屋には1.2時間に一回くらい看護師さんが回ってくるんだけど、最初はみんが敵に見えて、履いてる靴とか看護師さんに投げてた笑。看護師さんも慣れっ子で、「んもう、長引くで。やめとき」と言うだけ。全然効果なし。UGGの靴を履いてたんやけど、「さすがUGGはボアの質がいいわねぇ」と褒められた。UGG作ってるわけじゃないけど、なぜかちょっと嬉しかった笑。

 

何がキツかったって薬が合わないこと。どうやら私、軽度みたいで、でもお医者さんからは重度と思われて、飲むべき量の4倍の薬が出されてしまっていて、その副作用がヤバい!

 

アカシジアっていうんだけど、体全身がムズムズして、立ってることも座ってることも寝てることもできない。ずっと歩き回ってる感じ。

 

それの量を減らしてもらって副作用止めもらうまでは死ぬのかと思った。

 

先生も「薬飲まないとずっと出られないぞ!」とか言ってくるし、「いやいや、薬飲んで死んだら出れないから飲んでも飲まなくても出れないですやん!これ致死量ですねん!」て言うても、なかなか「病人」と決めつけられてるから、話も聞いてもらえない。

 

「このまま言われるがままに薬を飲んでいたらマジで心臓が止まる!!」と思ったので、

 

そこで薬を飲んでいるフリをして飲まない技を咄嗟に思いつき、コッソリ飲むフリをして薬の量を減らしていたら、「落ち着いてきた」とみなされて(つまり薬多すぎたんじゃないかよ!!)

 

「スーパー隔離」とよばれる1人部屋から、「時間解放」という、皆がいるホールに数時間出られるようになって、レベルアップした。

 

「あー、やっと楽になった」と思だだのも束の間、いや、ここからが本番だった。

 

部屋に1人だろうと、ホールでお友達と話そうと、時間が長いのは長い...。

 

そんなこんなで、「そういえば、セカイノオワリのフカセくんは、閉鎖病棟入ってたことあるって聞いたことあるなぁ。」と思いを馳せ、

 

「私ももしかしたらフカセくんのようなギフテッドの可能性がある!『所詮あなたはギフテッド私はただの主婦ですと』と言ってたけど、ただの主婦じゃない可能性だってある!!」と、自分をなんとか慰めた。

 

セカイノオワリの大ファンと言うわけではないし、最近バタバタしてて、音楽自体あんまり聞けてないんだけど、「Habit」は流石に知ってるし、あとは「Death Disco」が好きだな。

 

と、急にセカイノオワリのファンになりかけた、入院生活前期であった。

 

何が辛いって、終わりが見えないのが辛かった。1週間で退院して行く人もいれば、もう、そこに住んでいる人もいる。自分が数週間なのか、数ヶ月なのか、何年なのかもわからない。

 

マットレスが硬すぎて、寝るだけで毎日全身バキバキで肩こりヤバイし、枕の高さも合わなさすぎて、もう全身がロキソニンを欲している状態。

 

「ゴールが分からないってこんなキツいんだ」と思ったけど、、、。

 

それって人生も同じですよね。

なんて、微妙に深そうなことを言ってみたりする。

 

でも、入院して子供と離れてわかったことは、わたし、本当にこの数年間、子育てのことしか考えてなくて、本当に子育てに必死で、本当に子育てを楽しみ、そして、良い意味で苦しんでたんだなぁということ。

 

久々に子育てを離れて入院してみて、思い出したのは、過去の恋愛のこととか、縁を切られた親のこととか、ペットのこととかだった。

 

恋愛かぁ。

親かぁ。

 

その概念自体を忘れてた!

それに気づいたのが今回の入院の1番の収穫と言うべきなのかもしれない。

 

つづく(かも)