賢く生きれないというよりは、賢く生きたくなんてない。このよく分からない人生観、共感してくれる人はどれくらいいるのかな?
賢く苦労せず生きている人は凄いなと思う。
素直に尊敬する。でも、そうなりたいって思えない。
不器用に、傷つきながら、つまずきながら、
でも真っ直ぐに生きようとして、
でも歪に曲がった道しか歩めない、そんな人に
魅力を感じるし、私もそんな人でありたいと思ってしまう。
でも、こういう生き方は、自分だけじゃなくて、
周りまで傷つけてしまったりする。
それでも、なぜか傷だらけになりながらでも人生をなんとか前や後ろを見ながらも進む、そん人を私は魅力的だと感じてしまうんだよ。
生まれつきそう思ってたのか、育った環境によってそう思うようになったのか、自分でもわからない。
小室哲哉さんが篠原涼子さんにかいた「もっと もっと...」という名曲の一節に
「出来すぎた人生じゃあなたをちゃんと信じれない」という歌詞がある。
私がダラダラとここまで書いてどうにか伝えたいこの文章をサラッとワンフレーズの歌詞にまとめてしまうなんてすごすぎる。作詞家って魔法使いなのか?
そう、私はこういう事が言いたいんだよ。
「あなたをちゃんと信じれない」
うーん、じゃあ、私は、出来すぎた人生を送ってない人が良いって思うのは、相手を「信じたい」からなんだろうか?
私自身の人生も、なんだか歪が良いと思ってしまうのは「信じられたい」からなんだろうか?
よく、、、わかんなくなってきた。
信じたいし、信じてもらいたい。
たしかに、信じれる人って、たくさん失敗してる人かもしれない。失敗しては、やりなおし、また失敗しては、やりなおし、そうやってでも、
毎日をなんとか探りながら人生をどうにか歩んでる、そんな人こそ魅力的だと思う。
いわゆる「成功者」や「器用に生きてる人」羨ましくもあるけど、なんだかこういう人たちが私の琴線に触れないのはどうしてだろう。
そして自分も、そうなりたいと思えないのはどうしてなんだろう。
でも、こんな価値観でいたら、振られてしまったことがある。最後に言われた言葉は、
「もっとズル賢い女性になってほしかったな」。
その言葉は、なんかキャッチーすぎて今でも鮮明に覚えてる。あんまり恋をしない私にとって珍しく失恋だったからかな。
その話を最近はじめて友達にしてみたら、面白い発見があった。
「その振り方、めっちゃズルいね、その人ズルいよ!!」と。
「え?なんで?」と聞くと、
「だって、振るってことは『あなたのことが好きじゃなくなりました、別れてください』って言えば良いのに、その人は悪者になりたくなかったんだよ。しかも、『もっとズル賢い女性になってほしい』って、悪い気しなかったでしょ?『あなたはズル賢さがなくて真っ直ぐな女性ですね。それが擦れてしまってる僕には合いませんでした。あなたが真っ直ぐすぎたから。素敵ですよ』みたいなニュアンスじゃない?ある意味ホメ言葉にも聞こえる。でも、ちゃんと振ってる。悪い男だね〜!!!!」
って言われて笑
たしかに!!ってなったw
相手がだいぶウワテでコロコロ転がされていたことに10年以上経ってようやく気づくトボけた私。
たしかに「私ってズル賢くないのかぁ」って悪い気はしなかった笑。素直に転がされてる私、可愛いじゃない?w
まぁ、話はもどりますけど、なんか、魅力的でいたい。それこそ、ズル賢い女より、不器用で真っ直ぐな女でいたい。
そして、そうやって失敗して来た人にしか得られないものがある。それは、大きな失敗した過去をもつ人にしか出せない、ちょっと悲しそうに恥ずかしそうに笑う、あの「はにかみ笑顔」である!
失敗した過去の経験を少し恥ずかしそうに笑ってみせる笑顔を持った男の人ってすごくセクシーだなって思う。というか、セクシーさとは、それに尽きるといっていいのかもしれない。
堂々としているように見える人が見せる、ふと弱いそういう部分、それを見せてもらえた時にドキッとするのが恋とかいうやつなのかもしれない。
他の人は違うのかな?私にとっての恋愛感情とは、そういうものな気がする。
私は今年36歳、この年になると、恋愛対象に「年下」が入るようになってきたんだけど笑、
30くらいまでは、俄然「年上しか無理!」だった。これはちょっと作り話を書いてたけど、私のライターデビューは、ホットドッグプレスの電子書籍版での「おじさんハンター」という連載だった(文章を編集されすぎて私の文章じゃなくなってたので、あまり読まれたくない。申し訳ないけど黒歴史w)
でも、そんな連載の話をいただけるくらい、それくらいおじさんが好きだった笑。いや、過去形じゃない、今もおじさんは大好き。ただ、年下も好きになって、対象が広がってしまった笑
同年代以外が好き笑。なんでだろう?
20代前半の頃、おじさんじゃなきゃ嫌だった理由は、20代前半の男がとにかく気持ち悪かったから笑。「風俗に行った自慢」とかをしてる同年代がとにかく気持ち悪くて、おじさんが好きというよりも、おじさんしか選択肢がないという感じだったかもしれない。
でも、今は同年代は36歳、「大人は40からが格好いい」と思っている私としては、どんどん同年代もカッコよくなってきている。
でもなぜだろう?
同年代には今でもあまり魅力を感じない。
そう思って自分のことを分析してみたところ、私は「年の差フェチ」という変態さんに分類されるのかもしれないと思った笑。
年の差であれば、めちゃくちゃ年上でも良いし、めちゃくちゃ年下でもいい。犯罪にならないギリギリか、めちゃくちゃ年上がいい。そうか、私は一種の変態だったのか!と、今更ながら気づいた。
あれ?なんの話がしたかったんだろう笑。
もうちょっと真面目なことが書きたかったのに、自分の変態性を暴露してしまった。恥ずかしい!
20代前半の頃は、年下と言っても法律で許されてる年下とは年齢差がない。だから興味がもてなくて、年上ばかり好きだったんだ。
「年上好き」「おじさん好き」と思ってたんだけど、そうじゃなくて、「歳の差好き」だったみたい笑。
みんなにとってはどうでも良い話だとおもうけど、私にとっては重要な話である。かといって、一応決まりはある。カトちゃんみたいに40も離れてるのは流石に私は好きになれない気がするな。はぁ、中途半端な私!
そういえば、自分が17歳とかの時は、「ロリコン男」が好きだった。「17歳の私を好きになる30-40代のロリコン(変態)が好きという変態という私」という、ややこしい感じだった。これ、何回言ってもなかなか理解してもらえないw
ちなみに、10歳以上は離れてないと基本的には異性として意識できない。これはなんの病なのだろう笑。
それにしても、20ちょっと上のおじさんは、まだまだカッコいい。現役バリバリである。そんなおじさんと話してて、きゅんとくるのは、いわゆる「イケオジ」で、どう見ても自分がイケオジであることを分かっていそうなのにも関わらず、ふと2人きりになった時に「こんなおじさんでいいの?」と、自信をない感じを出してくるところ!!
これはキュンポイントが高すぎる!!
実際に言われたことがあって、「これ、めっちゃキュンやな!」と思って、それを友達に興奮気味に話したら、
「それ、絶対わざと言ってるよ」
って言われた笑。
え、その一言が、めちゃくちゃキュンてくること、イケオジは知ってて言ってるの?え、なんでそれがキュンポイントだって分かるの?!オジサンはオジサンのモテ方を心得ているのか?なかなかやるな。
と、そんなこんなでコロコロおじさんに転がされて生きていきたい。若い私がおじさんを転がしてると見せかけて、転がされて生きていきたい。と見せつつたまには転がしたい笑。でも、転がせたことはない気がする。なんだかんだみんなウワテである。年の功だ。
そういえば、自分が35になれば、40歳の男の人をもう「おじさん」だなんて言えないけど、
20代の時は、40手前の人が、「もう40だよ。ついにおじさんだよ〜」と、【40というオジサンの壁】を前にして嘆いているところを見てキュンキュンしてたものである笑。
なんというか、「もう僕はおじさんだ」という「引け目」を感じているところにキュンとする。男の人はだいたい、40になると、「もう僕はおじさんだよ〜」とか言い出す。その、「おじさんの自認」のセクシーさたるや、半端ない。
そして、その「おじさんの自認」のセクシーさは50になっても60になっても続く。70になっても続くのかはちょっと今の私にはわからない笑。
でも、自分が45歳になったら、70歳を「おじいさん」ではなく「おじさん」と呼び、相変わらずキュンキュンしているのかもしれない笑。
おそらく私は老人ホームで恋愛を楽しめるタイプ!そんな気がしてきた。
昔、高級老人ホームに入ってる女性が言ってた。同じ老人ホーム内で浮気をしたおじいさんを巡っておばあさん同士が戦ってるって笑。
楽しそう!!
そんなことを言いながら、私は全然惚れっぽくもないし、恋愛感情が人より乏しかったりもする。「彼氏欲しい」という言葉の意味をまだ理解したことがない。
好きな人ができたらその人に「彼氏になって欲しい」と思う気持ちはわかるけど、好きな人もいないのに、「とりあえず彼氏という存在が欲しい」という意味がわからない。面倒くさそうとしか思えない。
そもそも、あんまり恋愛に興味がないのかもしれない。
と、いいつつ、もし結婚したら不倫する自信がある。なんていうか、「倫理にあらず」というのがもう楽しそうじゃないか!と笑。不倫する自信があるから、結婚はよほど好きな人とじゃないとできない。そうじゃないと、どうせ私のことだから不倫がバレて慰謝料が足りない笑。
でも、自分が独身で相手が既婚者という場合の不倫には、本気になりたくない。不毛で辛い時間はごめんである!そういう人を格好いいなと思ったことはあるけど、ただちに「不毛だ!」と自分に言い聞かせ、ハマらないようにはしてきたつもり。「もう良い年して既婚者にハマってる場合じゃないよ」と自分に言い聞かせる!
でも、既婚者ってやたら魅力的なのはわかる。でも、ある人が言っててハッとした。「既婚者が余裕があって魅力的に見えるのは奥さんのおかげなのよ」と。ハッ!ほんと、その通りだと思う。
余裕があって甲斐性もあって格好よく見える既婚者。たしかにその人がピシッと格好いいのは、奥さんがピシッとスーツを整え、毎日健康的な食事をつくり、「あなた、いってらっしゃい」と言っているからこそ出る余裕と格好良さなんだろう。
おそらく、そんな奥さんに捨てられた瞬間に、余裕をなくし、「全然かっこよくない、ただのおじさん。過去のイケオジ。いまやヒモノオジ」になる現イケオジはたくさんいると思う。
結婚してる方がモテるという人がいるけど、それも一つの要因なんだろう。あとは、結婚してる人がモテるのは「人のものが好きな女」が一定数いるから。
私は「人のものが好きな女」というわけではないんだけど(そんなの本気になると辛い)、たしかに既婚者の余裕は魅力的だと思う。
でも、ついつい既婚者が魅力的に見えてしまった時は、「この人が魅力的なのは、素敵な奥さんがいるから!!奥さんがいなければ、この人はただのジジィだ!」と思うことによって、自分にブレーキをかけるようにしている。絶対に叶わぬ恋に夢中になれるほど、メンタル強くないのは自分がわかってる笑。
とか言いたいんだけど、、、。
そんな出会いすら、皆無なのが現状です!!
妄想の話をしてました。
はぁ、楽しかった。
あと、最近では、新しく出会った異性には、「人妻です」って言うようにしてる笑。その一言でわ遊びたい盛りの年下に、やたらモテる。もちろん本気のモテではない。「年上既婚者と火遊びしたいお年頃の男の子」に刺さるだけw
なんていうか、本気なやつじゃなくて、今はラフにモテたいんだな。
(あ、またロクデモナイこと言っちゃった!)